片づけで自分の「好き」がわからない私が気づいたこと “家族優先のママへ”
家族が気持ちよく過ごせるように。
子どもが困らないように。
家の中が散らからないように。
気がつけば、毎日「家族のため」に動いている。
そんな毎日を送っていませんか?
私も、ずっとそうでした。
自分の服は、いつも「とりあえず」
家族のために動いていると、
ゆっくり時間をかけて買い物をする暇なんてありません。
自分の服は、いつも「とりあえず」
サイズが合えばいい。すぐ買えればいい。「まぁ、いっか」。
そんな妥協を重ねるうちに、クローゼットには"なんとなく"の服ばかりが並ぶようになりました。
そしていつの間にか、自分が何を好きなのかも、わからなくなっていたんです。
一時帰国のスーツケースに、私のものは入っていなかった
海外に住んでいる方なら、きっと覚えがあると思います。
日本から戻るときの、あの大変なパッキング。
次はいつ日本に帰れるかわからない。
来年また来られるかもわからない。
だから、あれもこれも持って帰りたくなる。
子どもの本も、おもちゃも、まだまだ欲しい。
子どものものを詰めていくと、スーツケースはすぐにいっぱい。
そして最後に、自分のものを諦める。
子どもは愛おしいし、何より大切です。
でも、家族のもので埋まって、自分の場所がどこにもないスーツケースは、
あの頃の私の暮らしそのものだったのかもしれません。
便利グッズがない国で、気づいたこと
ヨーロッパには、日本のように痒いところに手が届く収納グッズがあまりありません。
あっても100円ショップのようなお手軽なお値段では売っていません
ちょうどいいサイズの箱も、便利な仕切りも、なかなか見つからない。
最初はそれが不便だと思っていました。
でも、グッズに頼れないからこそ、工夫するしかない。
そのおかげで「私にはどんな収納が合っているんだろう?」と、
自分の暮らしに合わせて考えられるようになりました。
実はこれ、片づけでいちばん大切なことでもあるんです。
「ときめき」は、自分を知るための問いかけ
こんまりメソッドでは、モノを一つひとつ手に取って「ときめくかどうか」で選びます。
最初は、よくわかりませんでした。
何年も「とりあえず」で選んできたので、自分の「好き」の感覚が鈍っていたんです。
でも、服を一枚ずつ手に取っていくうちに、少しずつ違いが見えてきました。
これを着ると、気分が上がる。
これは、なんとなく落ち着かない。
この色を着ている日は、自分らしくいられる。
ときめきを感じるというのは、自分の気持ちに耳を傾けること。
片づけは、忘れかけていた「私の好き」を思い出す時間でした。
家族を大切にすることと、自分を大切にすること
家族のために頑張ることと、自分を大切にすることは、
どちらか一つを選ぶものではありません。
自分の「好き」に囲まれて暮らしていると、心に余裕が生まれます。
イライラが減って、家族にもやさしくなれる。
私自身、片づけを通してそれを実感してきました。
もし今、「家族のために毎日頑張っているけれど、自分のことは後回しになっているな」と感じているなら。
まずは、クローゼットの服を一枚、手に取ってみてください。
そして、自分に聞いてみてください。
「私、これ好き?ときめいてる?」
その小さな問いかけが、
あなたの「好き」を取り戻す第一歩になります。
暮らしは、もっと自分らしく奏でていい。
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